「ヒトラーへの285枚の葉書」

今日は例の映画を見てきました。
ちょっと行かない間に、
武蔵野館はすごく綺麗に、かつ、
おしゃれな感じになっていてびっくり。

映画はなかなかいいと思いました。
主人公のオットーが、
デブなのはどうしても気に入らなかったけど…
原作は小説としては割に長いもので、
近隣の住人についてもそれぞれ非常に詳しい描写がある。
ああいう時代には、上の方は上で悪いんだけど、
ほんの小物が、ささやかな小金のために告げ口をしたり、
自分の身の安全のために簡単に人を裏切る人や、
上から責められ下に報復的に強く出る人など、
あらゆる人が、悪い方に悪い方に動いてしまう。
そういう時代の空気をしつこいほどに書いていた。
だから一枚のカードを置いてくるだけで、
読む方も実に緊迫感があって、ドキドキした。
映画では一定の長さの中で収めるため、
どうしても細かい話ははしょってしまう。
もちろん映像の力はあるんだけど。
ドイツというのは街の様子にしても、
家のインテリアにしても、お天気も、
暗めで重めで、うーんドイツだなぁと思ってしまう。

朝一の回だったけど、土曜日なのにガラガラ。
もっと見られてもいい映画だと思う。
小説の中にそんなセリフがあったか覚えていないが、
オットーが危険を冒してまで行動することで、
かえって自由になった気がするというようなことを話すのが、
印象に残った。
彼らが堂々と処刑されて死んでいったのは、
あれは自由の強さなんだな。
2017年07月22日 | Comments(0) | 映画

ビスコンティとフォークの事

先日姉がデジタルで綺麗にした版の、
「家族の肖像」を金沢で見て、
いかったー、というていた。
東京でもやったらしいが私は見逃した。
少し前に、「山猫」は見たんだけど。
クラウディア・カルディナーレとか
ソフィア・ローレンとかって、綺麗というより、
ちょっと怖くない?という話になった。
あの人たち奥に長いのよね。
前から見ると細いのに、胸もお尻も前後に張り出していて、
意外にがっちりしている。

大昔イタリアに行った時、
スパゲッティをずるずるやっちゃお行儀が悪いんだと、
聞かされたが、
現地で謎が解けた。
確かに彼らはフォークごとパクッと食べる。
それが可能なのは、頭が奥に長いから、
お口の中が深いのである。
我々のお口はあんなに中が広くない。
口の先っぽでチュルチュル食べるしかない構造なのである。
日本のフォークはも少し頭が小さくてもいいんではないか。
あれはモンゴロイドには長すぎるような。

ま、昼にパスタを食べながら、
そういうことを思い出した。
2017年07月02日 | Comments(0) | 映画

「彷徨える河」

http://www.webdice.jp/dice/detail/5272/

今日は全くやる気が起きないはずだから、
見たかった映画を観に行った。
「彷徨える河」アマゾンの話である。
ところがこれね、
白人に文化も命も奪取された大先輩の話やった…
アマゾンの自然そのものはすごく迫力があったし、
本物の先住民の二人の役者は素晴らしかった。
もにすごくきれいな体をしている。

白人さまは偉いから、
アジアの黄色い顔の我々が21世紀まで、
なんとか生き延びたのはただ運がよかっただけかも。
しかし、みんな戦うのに、
自分から、命と文化を差し出した日本人は、
世界一恥ずかしい国民である。
日本人なんて大嫌いじゃ。

2016年11月02日 | Comments(0) | 映画

「愛と哀しみのボレロ」

1982年の映画ですが、
今回リマスター版の4週間限定上映である。

封切られた時に見ているが、その時は、
ベジャールの振り付けが衝撃的に新鮮で、
ジョルジュ・ドンの踊りが素晴らしく、
そこにばかり気持ちがいってしまったが、
今回は戦争に翻弄され生活を破壊された、
ドイツ、フランス、ロシア、アメリカ、
それぞれの国の人たちの哀しみも、
しみじみと心に響いた。
音楽映画、バレエ映画としてだけでなく、
全体として素晴らしい映画だと感じた。

しかしベジャールのボレロは本当に素晴らしい。
シルヴィ・ギエムのも有名だが、
ジョルジュ・ドンのものがやはり好きだ。
ギエムは物凄いテクニックがあって、
クールな踊り手だが、シャープ過ぎる気がする。
ジョルジュ・ドンは死んでしまったけど、
こうしてまたボレロを見ることができて、
本当に良かった。

恵比寿ガーデンシネマ、もう少しやってます。
意外にすいてた。
2015年11月06日 | Comments(4) | 映画

ヴィヴィアン映画になる!

201510231826133fa.jpg

ヴィヴィアン・マイヤーを探して

これは、もう亡くなったアメリカの女性の物語です。
彼女は家族はなく誰にも知られずに死にましたが、
膨大な写真を残しました。
これを手にいれた人がアーカイブをアップしてくれたおかげで、
誰でも見ることができます。
私は少し前にこれに出会って、
あまりに素晴らしいのでこれを保存していました。
そして、このアーカイブしてくれた人が、
彼女の映画をとったというわけです。

アーカイブは誰でも見られます。

全作品
2015年10月23日 | Comments(0) | 映画

光のノスタルジア

星の光というのはとんでもなく遠くから来る、
大昔のものである。
天文学者は天文学的なほどの大昔と向かい合う科学者である。
また、この砂漠には有史以前の人の残した、
岩絵が数多く残されている。
それを研究する考古学者もここをフィールドにしている。
そして、この砂漠で何十年も小さなスコップで、
地面を掘り返しながら、
遺骨を探している女性たちがいる。
ピノチェトに肉親を殺された人たちである。

それぞれが離れ具合の違う過去と向き合っている。

1970年チリにアジェンデによる社会主義政権が発足する。
彼はチリの重要な産業である、
鉱物資源の鉱床を国有化するなど、
一部の外資や金持ち階級の独占を阻む政策をとる。
これに激怒したアメリカは、軍人ピノチェトを支持し、
クーデターを起こさせる。
アジェンデの最後は凄まじいものであった。

そしてアメリカから送られた新自由主義経済学者によって、
彼らに都合の良い新しい憲法が制定され、
軍事独裁政権がはじまる。
同時にアジェンデの支持者たちへの粛清が始まる。
労働組合関係者などが次々に殺された。
この時、歌手ヴィクトル・ハラも殺されたのである。
逮捕や拷問にもアメリカは深く関わっている。

新自由主義経済学の最初の草刈り場が、
チリだったのである。

続く
2015年10月22日 | Comments(2) | 映画

チリの映画二本見る

今日は神保町でチリの映画二本一気に見てきた。
「光のノスタルジア」
「真珠のボタン」
パトリシオ・グスマン監督による、
兄弟のような映画である。

一つはあの長いチリ北部のアタカマ砂漠が、
もう一つは南部の海辺パタゴニアが舞台となる。
アタカマ砂漠は、
世界で最も乾燥した空気の澄んだ場所であり、
天体観測のメッカである。
世界中の研究者が天体観測所を立てて研究している。
パタゴニアは雨と強風が吹きつける極地、
リアス式海岸の多島海である。
とにかく風景が素晴らしく美しい。
星というものが肉眼でも、
こんなにたくさんクリアに見えるものかと、
驚き感動した。
いずれの映画にもピノチェト軍事政権による、
虐殺と、先住民の虐殺の歴史が絡む。

南米の先住民殺しに関しては、
ハワード・ジンの「民衆のアメリカ史」で、
嫌という程読み(実際、嫌になって途中で投げ出した)
先日読んだばかりのブルース・チャトウィンの、
「パタゴニア」でも読んだ。
ピノチェト軍事政権にかんしては、
ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」で、
詳しく読んだ。
これは新自由主義経済に関する本だが、
結局、戦争やクーデターや弾圧は全て経済案件である。
それらが全て繋がって出てきていた。

大昔から白人は有色人種先住民を殺し続けていて、
今も全く反省のかけらもなく、
同じことをやっている。

続く
2015年10月21日 | Comments(0) | 映画

次なるターゲット

映画にいくと、映画館でチラシをもらうから、
また見たくなる。
次は「神楽坂映画祭」に行くつもり。
加賀まりこ&森田芳光祭りである。
飯田橋ギンレイホールは昔からある名画座で、
学生の頃よく何本だてみたいなのや、
オールナイトなんかでお世話になった映画館である。

六本上映されるがこれは見たい。
「麻雀放浪記」「美しさと哀しみと」「泥の河」
「阿修羅のごとく」「家族ゲーム」

10月28日から31日で、30、31はオールナイト。
ハードスケジュール…どうするかな。
2015年10月03日 | Comments(2) | 映画

シャーリー&ヒンダ

シャーリー&ヒンダ、二人のお婆さん、
けっこうヨボヨボで、電動車椅子にブーンと乗っている。
彼女たちはそれぞれ一人暮らしで、
まあまあ不自由ない生活なんだけど、
ラジオなどで現在の人々の生活の苦しさを聞くにつけ、
それの解決は経済成長しかないという論調に、
疑問を持つ。
これは大事な問題なんじゃないかと。
大学の聴講生になって、質問して、
放り出されたりして、やはりここはニューヨーク、
ウオール街に乗り込むしかないということになる。

JPモルガンでトイレを借りたいといって、笑、
屈強な黒人の門番に怒られたりしたあげく、
ウオール街のお歴々の集まる、
ディナーパーティーに参加申し込みをする。
このシーンは実際のそれを隠し撮りしているみたいで、
なかなか緊迫感があって凄い。
大手の金融機関はどこも、プロレスラーのような、
大男の用心棒を一杯雇っているのは事実で、
よっぽど悪いことしてんのねと思う。
ここももちろんつまみ出されるわけだが、
とにかく本当にやっとこさ歩いてるくせに、
やる気がすごくて、全く見事な婆さんたちである。

経済成長しかないという理論に、
素朴な疑問をぶつけた時、実際一般的なエコノミストは、
明確な答えを持っていないし、
多くの学生たちもただそれを鵜呑みにしている。

我が国も同様である。
わたしもこういう婆さんになる気まんまんである。
みんなもこうなろうぜ!
2015年10月03日 | Comments(0) | 映画

愉快ななつ代さん!

「シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人」
を見てきたぞ。
初めてゆっくりとお出かけを楽しんだ。
大慌てで帰るんじゃないタイプ。
で、お茶でも飲んでくるかといえば、
そうはいかない。

実は、私は財布を忘れて出てきたのである!
金沢から出てきた姉と一緒に家を出て、
姉が靴を買いたいというから、まず一緒に行った。
姉はそのあとお友達との約束があり、時間がなかった。
私は映画の時間に少し余裕があったので、
姉は靴を選んだらすぐ行ってしまって、
私が靴とお釣りを預かって映画に行くことになった。

お姉さんがお釣りの三千円をくれたので、
財布に仕舞おうとしたら、
ないことに気づいたのであった。
電車代はペンてやるPASMOで乗ってきたので、
気がつかなかった。
姉の三千円で映画代は払えたのが不幸中の幸い。笑
PASMOの残高もあまりない感じだったから、
もう、うちに帰るしかなかったのであった…

どうしてこうなるの…
映画はまた後ほど。
二人のヨボヨボ婆さんがイカス映画だった。
2015年10月02日 | Comments(2) | 映画

チリの映画二本

「光のノスタルジア」
「真珠のボタン」と立て続けに、
チリの映画が岩波で上映されます。

アジェンダ政権をアメリカが潰し、
ピノチェト軍事政権が、
アメリカ主導のクーデターによって誕生します。
その時代の暗い弾圧の歴史が下敷きになった映画。
「真珠のボタン」はあのパタゴニアが舞台。
いずれも異常に美しい厳しいチリの風景が見られそうです。
WEBダイスの紹介記事ですが、
喧嘩売ってんの?というくらい不快な文体なので、
貼りませんでした。
そう言えばもしかしたら、この前書いた、
ビクトル・ハラの歌が出てくるかもですね。
この時代の軍政権に殺された歌い手です。

詳細はしらべてちょ。
2015年09月26日 | Comments(2) | 映画

サルガド3

元気がわかないので、サルガドの映画の内容の紹介は、
おしまいにする。

監督のヴィム・ヴェンダースは、
いろいろとっていて見た人も多いと思う。
私周辺で人気がある「ヴェナヴィスタ・ソシアルクラブ」
をとった人である。
キューバのお爺さん楽団の話。
これにミュージシャンの、らい・クーダーが出てくるが、
この二人は仲良しらしく、
ライ・クーダーの持って行った話だったと思う。
そのライクーダーはこの前書いたように、
日本の市民運動を注目していて、
継続的にリツイートしている。
ヴェンダースがサルガドと出会ったのは、
画廊、パリだったと思うが、20年前のこと。
アフリカの遊牧民トァレグ族の盲目の女性のポートレートを、
見て即購入した。
後ろにサルガドのサインがあった。
という話である。
トァレグ族についてはやはり映画のことや、
移動する民族の話がらみで何度かやまに登場しているが、
検索するの面倒だからリンク貼らない。

ま、そんなことで、映画館の人は、
来週もやってると思いますと、
わりにあやふやなことを言っていた。
多くの人に見て欲しい映画である。

201509042029432df.jpg

私の持っている写真集「EXODUS」
エクソダスは、出エジプトの意味の旧約聖書の言葉だが、
出国、脱出のこと。
表紙の写真はアフガニスタンの難民。

2015年09月04日 | Comments(0) | 映画

サルガド2

いつもはいい映画をみると、
必ずパンフレットを買って帰るのだが、
今日は見終わったら呆然としてしまって、全て忘れて、
夢遊病者のように帰ってきてしまった。
だから何年とかどことかいう正確な情報は、
書けないがお許しを。

サルガドは、ブラジルの(田舎の)割に大きな牧場の家に生まれた。
学校にはいるために町に出てきた時、
お金の使い方がわからなかったという。
最初はお店で注文するのが怖くて腹ペコで過ごしたと。
それまでは完全な自給自足であった。
この街で早くも奥さんを見つける。
美しく賢い素晴らしい人、この人はその後も大活躍。

大学で経済の勉強をするため二人はパリに出る。
奥さんは建築の勉強のためにカメラを買うが、
これにサルガドのほうが夢中になってしまう。
エコノミストとしての調査の仕事でアフリカに行き、
様々なものを見、写真を撮るうちに、
この高給を得ていた仕事をすっぱりやめ、
カメラマンになる。
経済分野の専門知識があったことは大きい。
彼のものの見方を、深く論理的なものにしている。
国境なき医師団やユニセフなどとの仕事も多い。
南米の奥地を回った、「アナザーアメリカ」
世界の過酷な労働の現場を撮った、
「人間の大地 労働」など。
それぞれ何年もかけた旅から旅の仕事である。
「エクソダス」は、難民の現実を多くの人が知るべきだという、
思いで、世界中で展覧会をする。
私が見たのもそれの一環だった。
奥さんは展覧会の開催など実務に奔走する。
2015年09月03日 | Comments(0) | 映画

サルガド見てきました1

娘を誘ったら、日曜ならという返事。
しかし、いつまでやってるかと調べたら、
「9月上旬」としか書いてない。
上旬っていつのことなの?みなさん、知ってる?
8月からやってるし…
映画って金曜までやって、
土日から次のってケースが結構あるので、
心配になって、自分から誘っておいて、
娘を裏切って今日行ってきた。
なんちゅうこと!とちょびっと怒られたけど。

前にも書いたけど、だいぶ前サルガドの
「エクソダス」という展覧会に行って、
立派な写真集も買った。
主にアフリカの難民キャンプでの撮影であった。
一日に1万人以上が死んで行くキャンプで、
フランス軍がショベルドーザーで死体を掬って、
埋めている。
私はサルガドはなんて強い人だと思っていたが、
この時のことを映画で語っていた。
「もう限界だった」
「カメラを置いて何度泣いたかわからない」
精神的に病気になる。
そして長い準備期間を経て次に撮り始めたのが、
地球へのラブレターというシリーズ。
初めて人間以外にカメラを向けた。
2015年09月03日 | Comments(0) | 映画

映画「セバスチャン・サルガド」

セバスチャン・サルガド

この映画の情報は今まで知らなかった。
「世界」に今福龍太の文章があるのは知っていて、
この人はちょっと気になる人なので、
あとで読もうと思って忘れていた。
今日読んで全体にびっくりしてしまった。
このサルガドを撮ったビム・ベンダースの映画について、
そして平和というものについて書いている。
文章も素晴らしいが、この映画は見ないとダメや。
サルガドは有名なカメラマンだから、
知っている人も多いだろう。
以前写真美術館で大規模な展覧会があって、
主に難民を写したもの。
かなり衝撃的だった。
人間ではなく、今、彼は地球を撮ろうとしている。
人だけが知性を持っているものではない、
動物や自然の語る言葉を聞けと。

ベンダースの文章からの引用も素晴らしく、
心に響いた。

とりまご紹介。
東京ではまだやっていて良かった。
渋谷る・シネマです。
2015年09月01日 | Comments(0) | 映画

映画「フリーダ・カーロの遺品」

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イサムノグチの本で久しぶりに、
フリーダ・カーロが出てきたと思ったら、
可愛い鹿との写真が落っこちてきて、
今度は映画。
何でこうも続くかね。

石内都は女性のカメラマンで、以前、
原爆資料館に残る遺品の写真をとって、
作品に仕上げて行く映画を見たことがある。
話を聞いているとなんかピンとこないんだけでど、
やはりすごく勘のいい人で、ぱっと掬って、
物に語らせる。そういうのがすごい上手い。
これも多分面白いと思う。

そう言えばこの前読んだパタゴニアの、
翻訳者が前に訳したのが、
バックミンスター・フラーだったのを知って、
これも偶然に驚いた。
なんか続く、繋がるというか。

しかし、この広告のグラフィックは、
イメージに合わないなぁ。
石内さんにも、フリーダ・カーロにも。
左側のカエルみたいに見えるのが、
撮影中の石内さん。笑
2015年08月08日 | Comments(0) | 映画

「首相官邸前で」

歴史社会学者の小熊英二氏による初映像監督作品『首相官邸の前で』が、9月2日(水)より隔週水曜日に渋谷アップリンクにて公開されることになった。

というわけで、アップリンクに、
小熊英二のインタビューが出ていた。
アップの顔写真をみて、
あれっ、イメージと違うなぁと思ったが、
すぐわかった。
私は苗字に完全に引っ張られてた。
さすがに私だなぁと思った。

ちなみに読み方は「おぐま」である。
2015年07月19日 | Comments(0) | 映画

映画「ディオールと私」

ディオールと私

オートクチュールなんて、洋服としては、
もう全然関係ないって感じだけど、
あれは、西洋の手仕事の粋を尽くしたもので、
そこのところは非常に興味がある。
そんな舞台裏が見られるようで、
これは楽しみな映画である。

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2015年06月22日 | Comments(4) | 映画

ノマドの話が続く

ケルアック原作の、
「オンザロード」という映画を見る。
ケルアックはディランのちょっと前、
ギンズバークなどとも近い作家。
これにしても「ノー・ディクションホーム」にしても、
要するに、文明人の中に紛れ込んでいるノマドの話だ。
あの時代ノマド志願者がアメリカでは大量発生したんだな。
いつの時代にもどこの国にも、一定量は居るんだが。
ま、芭蕉なんかもそのくちだろう。

どちらの映画の中でも出てくるのは、
「帰るべき家がないということ」
「帰り道がないということ」
それは〈自由〉というものに、ピッタリとくっついている。
不幸せという名の猫だ。

私のノマド好きは、自分の中にもその傾向がある証拠だと、
実は昔から自覚している。
2015年04月11日 | Comments(0) | 映画

「パプーシャの黒い瞳」見てきた

さて、東京の公開は今日が最後だというので、
頑張って神保町まで行ってきた。

ジプシーという人たちは、
迫害されても迫害されても、もうどうしても、
旅をして生きていきたい。
多分、私が冷房の風じゃなくて外の風が好きで、
寒くなっても窓をちょっと開けたいというのと、
ちょっと似ていて、
もっともっと重症の外が好きなタイプなのだと思う。
自由に移動できないと息が詰まっちゃう。

そして管理する側は、自由なジプシーがいることが、
我慢がならない。
この場合お金はあまり関係がなくて、
自分の管轄外の人間が存在することが、
許せないという感じか。
演奏の許可がないとか、馬車に灯火がついてないとか、
とにかく管理してがんじがらめにしたい。

文明人は本当のこというと、
自由が嫌いなのかもしれない。
怖いんじゃないか。
ジプシーが貧しいのは迫害されているからで、
存在を認められれば生きていけるはず。
彼らは森があれば生きていけるというていた。

アラブでもアフリカでもノマドは迫害され、
自由な移動を禁止される。
定住が偉くて移動が悪いということに、
正当な理由など一つもないのに。

それにしてもポーランドの風景が美しすぎた。
あの風景の中で、
馬や犬たちと焚き火を囲んで過ごす夜は、
どんなだろう。
(冬は寒いと思うけど。)
映画は時間軸が頻繁に前後するのが、
納得がいかなかったが。
本当に綺麗な映画です。
音楽も素晴らしい。
もっとあっても良かった。
2015年04月10日 | Comments(4) | 映画
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