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キッド2

ダンとテリーは、オープン・アダプションという方式の、
里親制度で子どもをもらおうと考える。
むかしながらのクローズドでは、
生みの母と育ての親は、完全に切り離され、
できればバレなければ自分の子どもです、
で通したいというスタイルで、
ダンに言わせれば嘘を前提にした制度なのである。
(どっちみち男二人では子どもは生まれないのはバレバレだし)
一方オープンのやり方では産みの親と育ての親は一生付き合う。
まるで親戚のように。
そしてこの養父母に子どもを託すという、
最終決定権は生みの母にあるのである。

このシステムの大変さは驚くべきもので、
何度ものセミナー、面接、
数々の書類(財産のすべて、犯罪歴、健康診断、友人や近所の人の推薦状…など)。
自宅をエージェントの職員が訪問する家庭訪問だけで、
四回!(両親、父のみ、母のみ、もう一度両親)
犬の里親選びがややこしすぎると文句をいう私には、
とてもクリアできそうにない。
もちろん各段階ごとにお金がかかる。
ダンは小切手を切りまくるのである。
貧乏な夫婦にはとてもできない。
もう一つ私が驚いたのは、アメリカにおける宗教のあり方である。
キリスト教右派の凄まじさは、よく知っていたが、
ごく一般的なアメリカ人の普通の生活の中で、
これほどキリスト教が存在感を持っているとは、
まったく想像していなかった。

続く
2016年09月18日 | Comments(0) | 未分類

残念飲み会

昨日の残念飲み会は昼の時間帯に開催された。
娘は仕事であったが、
朝、なつよがかわいそうだからと励ましてくれるらしいから、
気をつけるようにと注意のメイルが来た。

親切な山仲間のみなさんのために、
張り切って居酒屋メニューを作ったのさ。

骨つきの鳥は解凍が間に合わないので、
塩麹漬けささみでムニエル。
かぼちゃのサラダ。
家にあった小さいかぼちゃはシンデレラという品種らしいが、
外側の緑がことのほか 濃くて、
蒸した段階でものすごく黒っぽいブロンズ色になってしまった。
見た目は、ちょっと可愛げがない。
すき昆布のきんぴらは、人参とお揚げとキクラゲを細切りにして入れた。
味付けに小エビの乾燥したやつを少し。
ゴーヤの手前味噌炒め。
あとは留守中用に作っておいた、ひき肉のキーマカレー。
カマンベールチーズ。
以上である。

彼らはビールとケーキも持ってきてくれた。
尾瀬に行く話も出たが、
私は今後もどんどん行くからと、お願いしておいた。
塩麹と醤油麹を、少しづつお土産にした。

そんなんで悲しみにくれながら、
キャンセル料の精算もした…
どこにしても、次こそ好天になりますように!
2016年09月18日 | Comments(4) | やま

「キッド」読了

「キッド」がおもしろすぎて、
一気に夢中で読んでしまった。
不謹慎ネタ満載の不真面目な語り口で、
大真面目に書かれた本当に感動的な本である。

主な登場人物、パパになったゲイのカップル、
著者のダンと、テリー、
母親である、ホームレスのメリッサ、
読み進むうちにこの人たちが大好きになってくる。
アメリカ人にもいろいろいるだろうが、
素直というとちょっと違う、率直という方がいいのか、
嘘のないダイレクトな感じの物言いが、
アメリカらしいのかとも思う。

あまりにも多くの問題を含んでいる本であるが、
この本で初めて現代のアメリカの良さみたいなものを、
感じたのも私にとっては不思議である。

追って紹介します。
2016年09月17日 | Comments(0) |

がびーん

なんと!やま行きそのものが消滅した…
全国的に悪天候がより進行したことにより、
隊長でこ様のご判断である。
常日頃忙しい彼らは突然週末が空いたので、
土曜日は残念飲み会を我が家で開催すると。
転んでもただで起きない素早い路線変更!
仕事で不参加の娘も夜なら仕事は終わるというわけだ。

ポカーンとしていた私も、
ほな、居酒屋のおばさんになって、
なんぞうまいもんをお出ししようと、
早速に冷蔵庫の中身と相談である。
骨つきの鳥ももが二本あるのでこれを焼いたら、
ちょっとご馳走なんだが、
明日の夜では解凍も塩麹漬けも間に合わない。
うーん。
お通しは、きり昆布と人参とお揚げのきんぴら煮。
これだけは決まりやね。

しかしな、ガッカリである。
連続でやまがながれるとは!
何がやまの日や、もしかしてこんちのせいじゃないか?
2016年09月16日 | Comments(0) | やま

みすず書房


"1948年から1996年の48年間みすず書房の本が生まれた現場":潮田登久子『みすず書房旧社屋』

悪漢と密偵さんついとより

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なかなかに民家である。
潮田登久子さんは島尾信三さんの奥さんです。

丁度みすずの本を注文した日にみかけたついとです。
本も今日来ました。
この手の装丁は、みすずでは超珍しいではないか。
最近は少し変わってきているが、
白っぽくて細めの明朝体のイメージだよ。

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2016年09月16日 | Comments(0) |

やま行きの予定変更

双六岳だけど、
日曜日の山の天気がかなり悪いようなので、
隊長のでこ殿のご判断で、山頂一泊の登山は無くなりました。
予定通り今夜の夜行で行って土曜日だけ、
山裾をちょろりと歩く感じのツアーに変更のようです。
もちろん私は7月の屋久島の再現のようで、
がっくりしています。涙
今年は台風が多いんじゃないかい。
しかし、お天道様のご意向には逆らえません。
2016年09月16日 | Comments(0) | やま

「り」字札

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雨女疑惑…
2016年09月15日 | Comments(2) | いろは歌留多

「凍」もう一つ

山野井さんたちの山登りは、
アルペイン・スタイルと呼ばれるものである。
大人数の隊を組んで、
大量の装備を伴って酸素ボンベの力も借りる方法でなく、
身一つで単独で時間をかけずに登る。
空気の薄い高山は、長くいるだけで、
生命に危険をもたらす。
7000、8000m級では6日が限度とも。

誰しも高山病にはかかるわけだが、
高地に体を慣らすために、
何度も登山を繰り返しながら準備する。
これはそれぞれの体質が大きく関わっていて、
妙子さんは適応し難い。
世界的なクライマーであるが、高山では、
水も食べ物も吐いてしまって受け付けない。
ひどい時はめまいや、頭痛も…

この時も体調が悪すぎて、頂上は諦めている。
ギャチュンカンは切り立った石の壁である。
下りが恐ろしい。
天候が崩れ、帰り道に恐ろしいことが、
起こりまくるのである。
次々に雪崩が起きる。
ロープで繋がっていた妙子さんが落ちる。
数十センチの出っ張りもない壁に、
ロープでブランコを作り、それにお尻を乗せて、
夜を過ごす。
時間がかかればかかるほど体が動かなくなり、
指は凍傷が進み、しまいに目がよく見えなくなる。
全身に血が回らなくなってくるのだろう。

最後は二人がバラバラになる。
まず山野井が着き、二人が遭難したと判断して、
集まっていた人が妙子さんを探しに行く。
彼女もあと数百メートルというところまで、
自力で降りてきていた。

もう本当に恐ろしいんだけど、
二人が見事に清々しくて、なんか勇気も湧いてくる。
私が勇気を沸かせるのも、
ちょっとおこがましすぎて笑えるんだけどね。
二人とも指がすっかり減っちゃったのに、
数年後やむなく捨ててきた荷物を回収に行く。
荷物は見つからず、アメリカ隊の捨てたとみられる、
カンズメの空き缶を一つだけ発見する。
それをもって、この山登りは終了した。

私、明日からやまなんだけど。笑
2016年09月15日 | Comments(0) |

本を注文する

このところ相次いで本屋さんの案内が届いて、
あー、読みたいなぁという本がたくさんある。
築地書館からでた「キノコと人間」
「生物界の王者、菌類の生殖器として、
10億年かけてユニークな進化を遂げてきたキノコ」
このお誘いの文句にフラフラ惹かれる。
ご存知かどうか知りませんが、私はキノコは、
その形、色、味もとにかく大好きなのである。
みすずの方では「ザ・ピープル」イギリスの労働者の現代史。
「果報者ササル」これはイギリスの田舎の医者の、
写真をたくさん含んだドキュメントの本らしい。
荒俣宏の「昆虫の哲学」も面白そう。
だが、そんなに買えない。
なので一冊だけ買っていいことにした。

今日近所の本屋に注文したのは、
「キッド 僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか」である。
これはアメリカの話。
タイトルでわかるようにゲイのカップルが、
里子をもらう話で、当事者の書いたノンフィクションである。
子どもを産んだ女性はホームレスの少女。
ガターパンクと言われる自分で選択して、
路上に暮らしている人たちらしい。
幾つか書評を読んだが、これは買って読もうと思った。
うーん楽しみや。
2016年09月14日 | Comments(0) |

「凍」

沢木耕太郎の「凍」を読んだ。
すごすぎる登山家夫婦、山野井泰史、妙子の
ヒマラヤのギャチュンカンのアッタクを題材にした、
ノンフィクションである。
非常に面白かった。
沢木耕太郎はいろいろ読んだが、
この人の必要最低限みたいなさっぱりとした文体が、
ドキュメンタリーにぴったりである。
また、山の場面では一緒にいたんじゃないかと思うほどの、
リアリティーで、沢木耕太郎の取材力、理解力、想像力も、
素晴らしい。

彼らは生きて帰ってきたが、
そこで繰り広げられたのは、まさに死闘。
死ななかったのが不思議なくらいである。
二人とも手足の指を凍傷で失う。
妙子さんに至っては残っていた指を全部失い、
両手の指が全部なくなってしまった。
それでも2人は今も登っている!

池澤夏樹が素晴らしい解説を書いている。
この本が(彼らの偉業はすごすぎるにしても、)
こんなに感動的なのは、彼らが自由だからだ。
徹底的に自由に生きる人たちだからだと。

これを読むまで、
山野井さんを知っているという意識はなかったが、
読み進むうちに、ここの部分は読んだぞというのが出てきた。
雑誌か何かで紹介されていて、この本から引用があったらしい。
覚えていたのはさすがに印象的な、
山野井少年のエピソードであった。

とにかく二人とも、会ってみたいような、
魅力的な変わり者である!
2016年09月14日 | Comments(0) |

「希望」

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これは娘が送ってくれた新聞の画像です。
読めるでしょうか。
経済学者の玄田有史さんの「希望学」についての言葉です。

希望は「夢と希望」などとセットで使われたりもしますが、
夢はともかく希望はちょっと落ち目になった印象があった。
ごく最近「希望があれば大丈夫」と言っていたのは、
奥田愛基さんのお父さんでした。
こういう使われ方久しぶりに聞いた気がして、
印象に残った。

この記事の中で大変に驚いたのは、
「水俣」のくだりです。
水俣の事件は、病気の、障害の重さ、環境破壊の深刻さ、
企業と国がセットになってやった暴力的無策、差別、
どれをとっても絶望的な出来事でした。
その中でそんなに多くの希望が語られていたとは!

「希望は苦しみや悲しみから生み出される」と。
そう簡単にただでてにはいるものではなかったのか!
夢は叶う叶わないは別として、いかようにも見る事はできる。
それに比べて、
希望は苦しみと引き換えに手にするものであるらしい。
だからこそ「効く」のかもしれない。

娘にどこの新聞かと尋ねたら、「信濃毎日新聞」と!
先日出張で上田に行ったというていたから、
その時に読んだものらしい。
2016年09月13日 | Comments(0) | 未分類

不真面目かよ?

私は若い頃から意外と真面目だった。
若い頃から意外と社会派だった。
しかし、ふざけたこと悪い事も好きだった。
実に不真面目でもあった。
これらはなんら矛盾なく両立する。

だから、世の中の真面目ないい人で、
可哀想とか言っちゃう感じの、
全体に優しいみたいな人は実は苦手である。

もっと本当の事を言うと、
私は不謹慎な冗談とかが大好きなのである。
これは注意しないと本気で怒られるから、
だいたい内緒にしているが。笑
赤塚なんかの際どく不謹慎な、
ややブラックな漫画が好きである。
彼はあれをちゃんと発表したんだから偉いと思う。
だから私は赤塚不二夫を尊敬している。

今度新作を書くとしたら、
ブラックなこんちさんか、
ダークなへんなおばさんにするか。
あの2人は潜在的にそうなり得る才能を秘めてる。
良い子のお客さんはおさらばになるが…
2016年09月12日 | Comments(2) | 未分類

真面目かよ?

以前、ネット上で炎上させるのを趣味としている大学生の、
取材記事を読んだ事がある。なぜか二回も読んだ。
いわゆるネトウヨである。
ターゲットは社会的な分野では左に偏っている。
芸能人などはその限りではないが。
嘘でもデマでも構わない、書き込みや拡散を情熱的に続けて、
炎上し、ブログを閉鎖するに至らせる事ができると、
大きな達成感を得るという。
その彼は、本人を特定され、裁判になって、
損害賠償を請求され、急に慌てて、
なにマジなこと言ってんの、ねただろ?
というような事を言っている。

これを読んで感じたのは、
この若者は見事に少しも真面目でないということ。
不真面目の塊であるということだ。
なんでもネタとして消費する系の人は、
冷笑系にしても、総じて真面目とは言い難い。

では、人間はなぜ真面目でなきゃいけないのか。
真面目を辞書でひいてみる。

「真面目」という言葉は、しんめんもく、とも読む。
その最初の意味は、本来の姿。ありのままの姿。である。
そして二番目に、
本気であること。真剣であること。また,そのさま。
誠意のこもっていること。誠実であること。また,そのさま。

というふうになっている。
真面目というのは、本来の姿なのである。
私は動物たちを見ていつも思うのは、
真面目だなぁということ。
彼らは本来の姿のままなのだろう。
この若者は物事を、
「真剣に受け止めることで自分が受ける衝撃のリスク」を、
回避するために、ネタという形でそらす。
そうやって自分を守っているように見える。
しかしそうするうちに、あらゆる事が架空の出来事で、
本人の存在自体が、ネタのようになってしまいそうである。
それで本当に満足なのか。
彼が言う達成感というのは本当に満足のいくものなのか。
2016年09月12日 | Comments(0) | 未分類

エイミー・グッドマンが、

デモクラシー・ナウのエイミー・グッドマンに、
逮捕状が出たというニュースが、
ツイッターで見えています。
デモクラシー・ナウの日本版を見てみましたが、
放送がないので情報はツイッターどまりと書いていて、
詳細はまだわかりませんが、
とりあえずまだ逮捕されてはいないみたい。

真実を語る口は力づくで塞ぐぞという、
強い意思表示です。
何処も同じ秋の朝ぼらけです。
2016年09月12日 | Comments(0) | 未分類

難問一つ解決

皆さんの心温まる連携プレイによって、
パソコン問題はほぼ完璧に解決。
本日、私の怪しさが少し見られる外付けハードから、
バックアップしておいたファイルを取り出し、
無事開く事ができた。
なに風とも言えないあじあじのデザインを、
今後も続行出来そうである。
ほっとした。

ただし、この後、ばあさんの家の電話の付け替え、
我が家のインターホンの付け替え、
ばあさんの家の雨漏り修理、
外壁塗装のやり直しなど、
ひっきりなしの処理が続くのである。
一つ一つ乗り切っていくしかない。
全く気が重い。

しかし、今週末私は、やま登りに行くのである。
娘は仕事が入って欠席だが、
娘のお友達と双六岳にゴーである。
前夜は深夜バスというハードスケジュールである。
ちゃんと登れるかしら…
着いたら死にそうになってたりしないかしら…
皆さんの足にかじりついて登ってきます。
綺麗な山らしいので楽しみである。
2016年09月11日 | Comments(0) | 未分類

昨日の晩わかった事

昨日は娘が家の車を借りて、田んぼに行った。
ついに稲刈りである。
なぜか豊作らしい。めでたい!
息子は私のパソコン問題対処のために来てくれて、
夜珍しく子どもが揃った。
そんなんでいろんな話が出て議論百出だったんだが、
私は改めて若い人たちの絶望感に衝撃を受けた。
シールズの若者の深い現状認識に比べ、
中途半端な左翼のおじさんのいただけない攻撃を見ていて、
若い人の方がわかっていて真剣だと感じていたが、
実は、私も50歩100歩だとわかった!

息子はデザインの世界で働いている。
デザインに並々ならぬ興味を持っているし、
親しい友人などもほとんどがその手の仕事をしている。
彼に、ロゴデザインの盗用やザハ案の白紙撤回や、
諸々の不正問題が与えた傷は予想以上に大きい。
これからも仕事をしていく上で、
批判や怒りを通り越して、本当に傷ついている。
オリンピックの閉会式の日本の演出について、
彼は高く評価していて、見てみろと言われて見た。
かれはこれを見て色々な良くない事が払拭されて、
楽しみになったと言った。
本当に驚いた。
表現はそれ自身独立して存在しない。
東京オリンピックに反対の私にとっては、
表現を評価する立場にすら立てない。
これは、どうしようもない。
しかしこれからも長く生きていく現役の表現当事者には、
モチベーションになる光明も必要なのだ。
娘が田んぼに精を出すのも、
社会の色々な矛盾に対抗するためにやれる事をやる、
という決意である。
電通に親友がいる息子とNHkに親友がいる娘。
私の批判や怒りと、
彼らの気持ちの持ちようは自ずと違ってくる。

「日本は嫌な国になった」と私が言うとする。
私には、事実かどうか別として、
良い国だと思っていた時期があったわけだ。
若い人はそういう幻想すら持てない現状の連続であった。
終わったんなら始めよう!という、
sealdsのポジティブさは、絶望の裏返しであり、
うちの子どもたちの気持ちは、
実に全く同じなのであった!

という事が昨日の晩わかった。
2016年09月11日 | Comments(4) | 未分類

鉄の話など

網野さんの対談集で森先生の話。
「「新唐書」という中国の歴史書の中に、
「邪古(やく)波邪(はや)多尼(たね)」の三小国の王があって、
織物の取引に来ると書いてある。」
これは、隼人の国と屋久島と種子島のことだという。
奈良時代には、これらの島は独自の王を戴き、
中国と貿易をしていたのである。

鉄砲伝来の種子島だが、本当に小さい島です。
あそこで火縄銃ができたのは、
すでに製鉄の技術があったからだと別の本で読んだこともある。
鉄に関しては面白くて、
日本ではいろんな場所で簡単にちょこちょこっと鉄を作っていた。
島原の乱のことを書いた、「出星前夜」の中では、
この地方では鉄砲の扱いは若者でも知っていたし、
原城址に立てこもった時、セッセと鉄砲の弾を製造していたのは、
農家のおかみさんたちなのであった!
製鉄には燃料の木がたくさん必要だが、
これは気候的に我が国には豊富にあった。

しかしそれだけでなく、
昔の日本人は資源の使い方がすごくうまかった思う。
これは別の塩野米松さんの本だが、
紀州の炭焼きの話では、炭に使う木は根こそぎに切らない。
枝を切るので、一つの山を幾つかのゾーンに分けて、
回していくと、永久に使える。
またこれは東北の話だったが、日常の道具を作る職人は、
木や蔓や竹などの必要な部分を、
それぞれが時期をずらして山に入って、いる分だけ取っててくる。
お寺の伽藍のように樹齢何百年という大木が必要なものは別だが、
工夫すれば天然資源はまさに永久に枯渇しないのである。
また、山の北側に生えるもの、南に生えるもの、
成長の早いもの遅いもの、それぞれが適した使い方があって、
そういうものの見極めの知恵はすごいものがあった。
これこそが合理的と言うんじゃないか。
(塩野さんの本は図書館で読んだので手元にないが、
ものすごく面白かったのでまた読みたい。)

話は逸れたが、日本では鉄製の農具、鍬や鋤は、
全国に豊富に行き渡っていて、
それが日本の農業の質をを支えた。

話はまとまりがなかったけど、
森先生の話はすごく面白いから、
また紹介するかもしれません。
2016年09月10日 | Comments(4) | 未分類

「り」絵札

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「りんごと どんぐりで ふとりすぎ」
です。
またまた罫が上手くいかなかった。
本当にこれが一番難しい。
本体ができて安心して、
集中力が切れるのもあるかなぁ。
2016年09月09日 | Comments(0) | いろは歌留多

腹いせ

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昨日は苦手分野の面倒なお仕事が一つあった。
げっそり疲れて、今夜は簡単なものを食べようかと思ったが、
突然、腹いせに天ぷらをあげる! ことに決めた。
料理が腹いせになるかと思う人もいるかもしれんが、
ま、人それぞれというやつで、
私の場合腹いせ効果があるのである。

夏はもっぱら野菜天ぷら。
あお茄子、南瓜、ピーマン、ゴーヤ、エリンギ、人参の皆さん。
ごぼうもあったのに忘れていた。
あお茄子は黄緑の太った茄子でこれの天ぷらはうまい。
これを大量に揚げた。
回数を減らすために、(さすがに暑いから)
割と大切りにしたので、
南瓜にちょい固いのがあったが、大変美味しかった。

そんで今日のお昼は、残りを甘辛にさっと煮て、
天丼である。
翌日の天丼までが天ぷらのコースである。
2016年09月09日 | Comments(6) | 食べる

「沈黙」読了

遠藤周作の「沈黙」を読み終えた。
昔読んだと思っていたが、読んでなかったかもしれない。
とても面白かった。
もっと暗くて重いかと思っていたが、
そういうことはない。
遠藤周作はなかなかのストーリーテラーで、読ませる。
世の中にはもっと重いしんどい小説は沢山あるから。
しかし、考えさせられる部分は十分いろいろあった。

若桑みどりの「クワトロ・ラガッツィ」を読んでから、
様々なキリシタンの本を読んできた。
日本においてはキリシタンが壮絶な迫害を受けたので、
つい肩を持ちたくなるが、そのイエズス会が南米で、
同じキリストの名において、先住民に何をしたかを私は知っている。

そもそもこれら全ての背景には、
新大陸発見から大航海時代にかけて、
王様とキリスト教と商人がセットになって、
植民地を貪ったそういう時代の流れがあり、
アジアの端っこの日本もこの荒波に巻き込まれたわけである。
しかし彼らが南米で殺した数たるや…

しかし現在も、状況は全く同じと言わざるを得ない。
アメリカは、国と企業とキリスト教がセットになって、
イスラム教徒の国々を蹂躙している。
主導権は大企業になっているが。
結局帝国主義は終わらない。
イスラム教の本を読めば異教徒に対して、
キリスト教よりイスラム教の方がはるかに寛容であると感じる。

人間のやることは本当に変わらない。
狂ったようなナショナリズムは、気をぬくとすぐ蔓延する。
それが役に立つ人たちがいる限り。
人種や宗教などの属性で差別するなという約束は、
いまや世界中で反古にされている。
我が国の現在の状況もまた、気力もなくなるレベル。
2016年09月09日 | Comments(0) |

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