「現代思想」2

線をどこに引くかはいろいろあるだろう。
最近の新自由主義の世の中では、
もっぱらお金を生み出さない、お金を食う一方であるなど、
お金が線を決める傾向がある。
線引きする人は、もちろん自分をダメな方には入れない。

上野千鶴子氏の文章から。
ケアに関わる公演会でのこと。
「健康で溌剌とした高齢者が、大きな声で
「80歳以上の重度介護を必要とする老人を処分することはできないか」
その人は確かに「処分」と言った。限られた国の予算を効率的に配分するためにも、もう死ぬことがわかっている重度要介護者に資源配分するのはムダだと。」

発言者は70代と思しき男性であったらしいが、
人から見れば、あんたも完全に近々仲間入りじゃん、
と思うだろうが、本人は少しもそう思ってはいないらしい。

どこか悪いから人は死ぬので、
死ぬ直前の人はみんな体の具合が良くない。
そして人は皆死ぬのであるから、長いか短いかは運によるが、
誰もがいつか確実に、
人の世話になるだけのぐったりした状態になるはずである。
そっち側に入りたくなくても入るんだから、
線引きなどしなければいいのに、
どうしてしたくなるのだろう。
2016年09月30日 | Comments(0) | 未分類

「現代思想」から1

相模原の事件に関して、様々の立場で、
いろんな人が書いている。
今日は天気が良くなったので、少し紹介する。
優生思想についてなど。

優生思想というのはつまりは、人間に人間が、
線引きすることである。
こういう人は生きるに値しないと。
ナチスドイツのT4作戦と言われる、
障害者の大量安楽死が有名であるが、
この時期のドイツ人が突然狂気に駆られたわけではなく、
もっと前からこの考え方はあった。

市野川容孝氏の「反ニーチェ」からの紹介。
「超訳ニーチェの言葉」という本、
わずか5年で、118万部も売れたらしい。
そう言えば長谷部キャプテンも読んでたなぁと思い出した。
私は未読だが、要するにニーチェの言葉の中から、
「ためになる」言葉を選んでわかりやすく書いた本であるらしい。
例えば、自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない、
というような言葉が並んでいる。
このニーチェは、強烈な優生思想の持ち主であった。

「子どもを産むことが一つの犯罪になりかねない場合がある。
強度の慢性疾患や神経衰弱症にかかっている者の場合である。
中略
生自身は、有機体の健康な部分と変質した部分との間にいかなる
「平等権」をもみとめることはない。
変質した部分は切断されなければならないのである。
さもなければ全体が徹底的に死滅する。」
「深い意味でいうなら「あなたは殺してはならない」は、
非道徳的である」
(もちろんこれらの言葉は超訳ニーチェには載っていない)

私は少し驚いたのであるが、
相模原の殺人について、
気持ちはわかる、正しいという意見の日本人も、
想像以上に多いのである。

続く
2016年09月30日 | Comments(0) |

「アースダイバー」「現代思想」「世界」

中沢新一の「アースダイバー」は、
続編の「大阪アースダイバー」ほど面白くなかった。
残念、なんでだろう。
大阪の方が埋まってるものが興味深いのかな。
あと、文体の問題もあるかも。
私の印象だけど、いいのか悪いのかわからんが、
中沢さんは様々な文体で書くことができる人である。
アースダイバーの文体はこれでぴったりなのかなぁ。

今日は「世界」「現代思想」もゲットした。
現代思想は相模原障害者殺傷事件の特集。
しかし、、まだ二つしか読んでないのに、
誤植が!!!!
青土社大丈夫か?
買うたびに私の信頼を壊してくれる…
繰り返すが私は誤植探しをする趣味もないし、
どっちか言うと見つけられないタイプなんだが、
この2発2中はどうなの。

「世界」では小熊英二さんが登場。
「生きて帰ってきた男」が、
韓国で出てそれを読んだプロデューサーに、
番組の出演を持ちかけられる。
韓国のシベリア抑留帰還者のインタビューや、
シベリアの父親がいた場所の訪問。
小熊さんはいいね。
全く熊には似てないのが残念だけど。
ご本人は今、監督作品「首相官邸の前で」を、
引っさげて(一度使ってみたかった!)
アメリカ横断中だ。
各地で上映会をしている。
非常に評判がいいらしいぞ。

しかし、民進党は驚くべきどーしよーもなさ!
潰れるしかないなぁ。
2016年09月28日 | Comments(0) |

今日のうさぎちゃん

20160928114319759.jpg

久々にうさぎの写真でも。
うさぎの犬種はブリタニーと言うのですが、
この近所にあと二匹居ます。
一匹は最初に会ったピニン先輩で、
もう一匹はサブロー先輩です。
この二匹はすでにお友達でした。
二匹は体は真っ白なところと、真っ茶色なところが、
はっきり分かれていて、
手足がムラムラの水玉のようになっています。
うさぎは全身がムラムラのブチなのです。
こういうブチをローンと言うそうです。
チビの時ははっきりしない柄だ、くらいに思っていましたし、
さほど色柄は気にもしなかった。
サブローのお父さんはブリタニーが大好きで、
たいへんくわしい。
そして、実はローンが羨ましくてたまらないらしいのでした。
そんなにいいもんやったの?
ビックリです。笑
2016年09月28日 | Comments(0) | 動物

おとぎの国!

【RT200UP】 使い捨て文化はもうやめよう!スウェーデンで導入予定、まだ使えるものを修理すると税優遇が受けられる制度 karapaia.livedoor.biz/archives/52225…
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52225624.html

カラパイヤさんついとより

我が国のような独裁国家では、
絶対こういう税金の使われ方はしない。
6時間労働とかね…
2倍どころか3倍働いて死にそうになっている人もいる。

はるか彼方の夢の国かよ。
2016年09月27日 | Comments(0) | 未分類

6色限定

20160926151754c6d.jpg

「いろは歌留多」を始めるに当たって、
色数は少なく落ち着いた色に、
ビシビシ毛抜き合わせでなく、
版ずれありの素朴な版画みたいな感じと、
だいだいのイメージを決めたわけである。
その時絵の具を6本選んだ。
そう熟考したわけでもなく、ま、これくらいかなと、
もっと欲しくなったら一色増やせばいいし。
ところがこの色選びが実に良かった。
今までどの絵もこの6色と白だけで描いているが、
困ったためしがない。
思った色はほとんどできるし、イメージ通りに仕上がる。
色数限定で描くのもわりに楽しい。
字札の頭の字だけは、色にノセなので黒でかいている。
普通の文字は6本の中の一番左の濃いグレー。
2016年09月26日 | Comments(2) | いろは歌留多

菊の続き

201609260806017d3.jpg
201609260806032ba.jpg
写真は新宿御苑のものです。
新宿御苑菊花展

菊にしても盆栽にしても、自然界にはない形に、
作り変えるわけですが、
これは「遺伝子組み換えでない」です。
ヨーロッパのチューリップにしても、
日本の金魚にしても、
人はこういう事に血道をあげる物なのだなぁとつくづく思う。
2016年09月26日 | Comments(0) | 未分類

「と」絵札

20160925142511703.jpg

「とまとは とらない つもり?」です。

とらとトマトの組み合わせは決まったけど、
内容が、いろいろ候補があって、
絵柄も二転三転しました。
初「疑問符」。
かつ、文字が絵に含まれるというタイプ。
最初は左隅に字を入れたのですが、
とらもトマトも色が派手なのでうるさくなりがち。
なるべくまとまりにしたかった。
(私は地味好みです)
ちょうどいい具合にトマトの形と大きさが、
「と」にぴったりなので、実の中に入れる事に。
まあ気に入ってます。
2016年09月25日 | Comments(2) | いろは歌留多

菊花展

今朝の新聞の日曜版は、菊の話であった。
菊花展に飾られているあのすごい菊である。
私は狙って見に行くほどのマニアではないが、
昔たまたま行きあって見て、これはすごい技術で、
不思議なものだと激しく思ったのであった。
昨夜は金魚の鑑賞と作成が中国からという話を、
たまたま読んでいたが、
菊もまた中国から伝わったものらしい。
(日本では平安時代に貴族が鑑賞し江戸時代に庶民に広がった。)
中国は偉大なり。
江戸時代も偉大なり。

名前も面白い。
大きな花がこんもり山のように咲く奴は「厚物」(あつもの)
細いパイプ状の花びらが茶筅のようになっているのは、
「管物」(くだもの)と呼ぶらしい。
「千輪仕立て」という一本の苗から、
ドウム状に数百の花を咲かせる物など、
どうやって作るのか、信じられない。
これはさすがに難しいらしいぞ。

菊花展は全国にあるが、私は久しぶりに、
新宿御苑に行ってみようかと思う。
(11月1日から15日)
この公園が好きで一時期よく行ったが。
最近はご無沙汰している。
東京で有名なのは歴史のある日比谷公園の物らしいぞ。
(11月1日から23日)
これもまた高齢化、後継者不足らしい、
誰か是非この技術継承してー!
2016年09月25日 | Comments(4) |

フィンランドの図書館


駐日フィンランド大使館‏ @FinEmbTokyo

フィンランドの図書館で本を一冊借りると、作家に約15円の印税が入るよ。財源は政府のお金で今年の予算は820万ユーロ。来年はもっと増える予定。作家活動には、申請して認められると1人7000ユーロの補助金が貰えて、今年の政府の予算は260万ユーロ

駐日フィンランド大使館ついとより

正しすぎて、椅子から転げ落ちそうになった。
良い本とはよく読まれる本であるから。
2016年09月24日 | Comments(2) |

奴隷の身分から脱出する方法はあるか。

電力会社は何をやってもお客の電気代に乗せて、
取り立てることができます。
これと同じことを狙って、
今水道の民営化が進められようとしています。
電気や水という、ないと生活できないものを、
ガッチリと握られるとどうしようもない。
節水や節電しても契約関係を切ることができない。
そしてTPPといっしょに次に来るのは食べ物です。
我々は売られているものを黙って買う。
選択の余地はなくなる。
オーガニックも売られるでしょうが、
アメリカではそうなっているように、
一般商品と同じ会社が、お金持ちの皆さんのための、
高いオーガニックブランドを持っているわけで、
これはこれで選択の余地はない。
本当にオーガニックなのかもわからない。

これから銀行も手数料をあげてくるだろうし、
送金するには言い値の手数料をたっぷり払うことになる。
アドビもね、いまや月極めの契約で、電気量なんかと同じ。
ないと印刷に出す原稿も作れない。
タチが悪いのはたくさん使う人もたまに使う人も同じなんだ。
アドビの社長は世界の大富豪の上の方にいるのを、
少し前見ちゃったからね。
マイクロソフト、アップル、グーグル、ツイッター、アマゾン、
の社長さんの仲間である。

もう我々は個人的に自由にやれることなど何もない。
がんじがらめで、お金だけ巻き上げられて、
1パーセントに貢がされる奴隷である。
無力感に襲われる。
さっさとドルが死ねばいいんじゃないか。
こんなことをしている間に傷は深くなるばかり。
ドルを支えるために私たちの国から、
お金がザーザー流れていくんだから。
ロシアや中国は生き延びるだろう。
わが国は当然アメリカより先に死んじゃう!
2016年09月24日 | Comments(2) | 未分類

図書館、雨

ついに近所の図書館で、アースダイバーを借りてきた。
この図書館は私の借りたい本があったためしがなく、
わたしはおとなしく、ある本を読んでいたのである。
もしくは中央図書館から取り寄せて借りていたのである。

中沢新一の「アースダイバー」は、
うちの近所のしたがって図書館の近所の、
縄文時代の遺跡の話から始まる。
要するに「ご当地もの」だから、入れたんだな。
だから全然偉くない。
姉の図書館なんて早くも「キッド」が入っていて、
早速借りたらしい。
センスのいい(本の)いけてるお兄さんがいて、
いろいろ検索もやってくれるらしい。
姉は、あのお兄さんはわたしが行くと喜ぶ、
とまでいっていたが、
それは明らかに気のせいさ。
おにいさんは素晴らしそうであるが。

毎日鬼のように雨である。
わたしのゴアテックスの雨具は、
もっぱらうさぎの散歩ように使われている。
雨がひどい時は、ズボンも着用に及ぶ。
ザーザーぶりでも、
わたしはお見事!かわかわである。
うさぎは、濡れねずみ。
雨の日は誰もいないので、豪快なボール遊びができるので、
決して嫌ではないようだ。
わたしにもう少し、投力、キック力があれば、
より豪快なんだけど、そこは残念。
2016年09月23日 | Comments(2) |

やま手ぬぐい

201609220706328a6.jpg

山登りが中止になり続けて、
悲しんでいる私に、友人がこんな日本手拭いを、
プレゼントしてくれた。
うれしー!

この山は、このやまとは大違いで、
登山客が大変多い。
いろんな人が登っているが、この中央の、
熊を従えて歩く半ズボンの人を、
私に決めた。
どう、いいでしょ。
この日本手拭いは必ずやまに持って行くからな、
待ってろ!
2016年09月22日 | Comments(2) | やま

キッドおしまい

メリッサは大変無口で、ほとんど喋らないし、
質問はないかと言っても、
お腹は空いてないかと聞いてみても、
べつにいいよ、みたいなことしか言わない。
妊娠とわかるまでに、アルコールを飲んでいたり、
マリファナを吸っていたりするので、
二人はめちゃくちゃ心配したり、いろいろあったが、
とにかく二人はメリッサの赤ちゃんをもらうと決める。
しかし、このシステムは産みの親がもし、
赤ちゃんが生まれたあとに、自分で育てるといえば、
そこで終了なのである。

二人は最悪のことを考えて、
期待しつつ期待しないように頑張る。
ついに産まれるぞという連絡が来て、病院に駆けつける。
健康な美しい男の子が生まれた。
赤ちゃんの威力はやはり凄くて、
あんなにストリートに戻りたがっていたメリッサが、
明らかに微妙に変わってくる。
メリッサは犬と猫を飼っていて、
とても可愛がっているような子だから、
人間の赤ちゃんにも当然弱いんだな。
その上、テリーが初めて会った瞬間から、
もう完全に赤ちゃんに鷲掴みにされて夢中になってしまう。
ここに来てメリッサの変化に二人は怯える。
メリッサはサインしないじゃないか…

メリッサはサインした。しかし、
赤ちゃんを連れていよいよ病室を出るとき、
突然泣き崩れる。
ダンはこのときに、
オープン・アダプションの正しさを確信したと書いている。
この子が大きくなって生みの母は自分を捨てたと疑ったときに、
僕らは目の前で見たメリッサの悲しみの大きさを話してやれると。
心優しいパパ達はメリッサに負けず劣らず、
大泣きに泣きながら、
待望の赤ちゃんを連れて、お家に帰るのであった。

ダンとテリーは赤ちゃんの人種や容貌に、
なんの条件もつけようとは考えていなかったが、
皮肉にも、里親業界では垂涎の、
金髪碧眼の白人のキッドをもらい受けたのだった。

ゲイの二人がアメリカで生きていくのは、
やはり大変で、飛行機に乗れば、
赤ちゃんを誘拐したんじゃないかと疑われたり、
散々な目に遭い続けるが、
彼らのゲイやノーマルの友人達は本当に暖かいし、
二人の家族も赤ちゃんを大喜びで受け入れる。
テリーの親は遠くから古い(ボロい)ベビーベットを運んでくる。
ダンの母親は、
おじいちゃん大好き、おばあちゃん大好きとかいた、
よだれかけのセットと、
二つ買って詰め直した、
パパ大好きの二枚入りよだれかけセットを送ってくる。
まだわからないからダメだというのに、
おばあちゃん達が我慢できずに買ったベビー服は、
1mの山となる。

とにかくテリーとダンが本当に魅力的な人たちだし、
フォビアもいっぱいいるんだが、心からそうじゃない人もいて、
それを表現する丸出しぶりが、
日本と違ってさばさばと気持ちいい。
こういうのがアメリカの良いところなのかと、
アメリカ嫌いで有名な私が思ったのであった。
スイスイ読める本だが、細かいところで、
あーそうなんだ、というのが多くて、
全ては書けなかったが、
最近では最も付箋がいっぱい付いた本であった。

「キッド 」
ダン・サベージ著 大沢章子訳
みすず書房
この訳者は前に私が読んだ
「サルなりに思い出すことなど」という、
大変面白いヒヒの研究者の本を訳した人です。
訳もとてもいいと思いました。
2016年09月21日 | Comments(0) |

どんより

ヒラリーがもし大統領になったら、
TPP反対などとただの一度も言ったことがないとか、
ひらりーと前言を翻すんじゃないかと思う。
それにもしTPPが頓挫したとしても、
日米二国間協定というものがあって、
これでどんどん進む。
というかもう進んでいる。

アベシンゾーは総理の任期を永遠に伸ばすつもりらしいし、
廃炉費用は新電力の客にも払わすというし、
やんばるの森は今日もガンガン壊されているし、
北海道の農産物被害は深刻で、
来年は国内産大豆が手に入るのか心配だし、
私は全く気分がすぐれない。
2016年09月21日 | Comments(0) | 未分類

シンインターフォン

インターフォン取り付け完了した。
予想より簡単にすんでよかった。
最新鋭のインターフォン事情で驚いたのは、
子機と言うものがあるのである。
インターフォンと離れた場所にいても、
子機があれば出られる。
私は今まで仕事場で絵を描いている時、
人が来ると、それこそ絵筆を放り出して、
駆けつけていた。
これからは楽になる。
何よりつんぼのわたしには、子機をそばに置いておけば、
常に近くで鳴ってくれるので安心である。
新品になったせいで音もクリアで、
私の裸耳でも聞こえやすいのも嬉しい。
その上カメラが付いていておじさんの服が、
ほんとにクロネコヤマトかどうかな、など見えるのだが、
豪華総天然色でわかりやすい。

しかし、うさぎは友好的すぎてうるさい。
おじさんはおまえと遊ぶために来たわけではないという事が、
どうしてもよくわからないらしい…
2016年09月20日 | Comments(2) | 未分類

「キッド」4

そんなんでやっと書類も揃え、
スタートラインに立ったわけだが、
二人は全くもって里親に選ばれる自信はなかった。
この本が書かれたのは1999年のことであり、
当時のアメリカでは同性婚は認められず、
里親になることも、禁止されている州も多かった。

ところが意外にすぐにエージェントからの電話を受け取る。
彼らを選んだのは、20歳のホームレス、メリッサである。
私は本の紹介を幾つか読んだ段階で、
〈ガター・パンク〉という人たちのことが、
妙に気になっていた。
本書を読んで、ほぼ想像通りであり、ダンのかれらについての、
理解の仕方も完全に納得のいくものであった。
少し引用
「車や家、仕事といったアメリカ的価値の主流をなすものを否定しているガター・パンクたちは、人の衛生の主流をなす歯ブラシや石鹸、それにシャンプーも否定している。
中略
彼らは、通りがかりの人々に小銭をねだる。小銭が必要なのは食べ物やビール、ドラッグを買うためで、彼らは正直にそう言う。」

アメリカはあらゆる分野で管理が行き過ぎているし、
衛生観念や消費志向も行きすぎている。
(日本もさほど変わらないが)
だからそれに反発する人たちが出てくるというのは、
全くもって必然である。
ダンは、彼らに小銭を差し出すのは、
自分たちの仕事や罪の意識や共感があるからで、
僕自身少し彼らが羨ましいのだと書いている。
また、ガター・パンクはウッドストックに似ていると。
今から20年後には、ガーダー・パンクジェネレーションの、
文学が生まれ、実はあの頃自分も路上にいたと、
嘘をつくものも現れるのではないか。
ウッドストックに行かなかったものまでが、
行ったと言い張っているように。

なかなかに暖かくも鋭い考察だが、
ブロードウェイの一角の本屋の店員であるテリーは、
万引きしようとするガター・パンクをつまみ出すのが日常で、
彼らにうんざりさせられている。
そして、メリッサは臭いのであった。
2016年09月20日 | Comments(0) |

ハゲの上司、麹

昨日はお姉ちゃんの法事だったので、
出席したに違いない彼の様子を、
電話してきた姉に聞いてみた。
彼こそは私が密かに「ハゲの上司」と呼んでいる、
ひなたくんである。
赤ちゃんのくせに眉も濃く、顔立ちが大人びている。
その割に頭髪が少ない。
愛想が良くいつもニコニコしている。
これらの特徴が混ざり合って、
まるで親父ギャグを連発する、
ハゲの上司のように見えるのである。
産みのご両親さまは猫可愛がりしているので、
口が裂けても言えないが。
彼はだいぶ髪の毛が生えてきたそうである。
ただ、まだ地肌が透けて見えるレベル。
もうしばらくはいけるな。

あとは麹問題である。
今まで麹は実家のすぐそばの麹屋さんで買っていた。
姉が引っ越すとなると少し遠くなる。
私は金沢で生まれたとはいえ、大学からはこっちだし、
持って生まれた方向音痴もあって、
金沢地方の地理にはなはだ疎い。
今回姉の引っ越し先をGoogleMAPで見ていて、
初めて少し位置関係が理解できた。
私の生まれた金沢の家にやや近い。
その際に、
金沢の昔からの醤油の産地に近いことがわかった。
醤油のある所に麹はあるだろう。
と言うわけで姉にそこら辺を調査するように頼んだ。
味噌作りを誰より待ち構えているのが姉だから、
二つ返事で了解してくれた。
新たなおいしい麹屋さん発掘なるか?
2016年09月20日 | Comments(4) | 「麹ともの会」

キッド3

セミナーでは毎回経験者などが登場して、
体験談などを話す。
これから出産予定の母親は、二人が二人とも、
赤ちゃんはクリスチャンの家庭で育って欲しいと話す。
また、里親候補者も、自己紹介や、
まだ未定の産みの親に向かって書く手紙で、
自分たちがクリスチャンであることをアピールしまくっている。
これには、少し驚いた。
我が国のことを思うと、
日本会議の熱心な会員ならあるかもしれんが、
敬虔な仏教徒をアピールするのなどというのは、
それがお寺の子どもであっても、見たことがない。

ダンとテリーは、この産みの親に向けて書く手紙に苦労する。
ダンは人気のコラムニストだが、(書くのが仕事)
どうしてもゲイカップルである自分たちを、
選ぶ母親をイメージできない。
散々悩んだ挙句ついに思いついたのが、
16歳のスーザン。
スーザンの両親はキリスト教原理主義で、中絶を許さない。
スーザンは両親を嫌っている。
彼女は里子に出すことにして、このエージェントにたどり着く。
そしてダンとテリーのファイルを見つけるのである。
キリスト教原理主義は、
同性愛嫌悪の最先鋒だから、
嫌がらせとして最も効果的というわけである。
そして彼女はさけぶ、
「赤ちゃんはファグにあげたわ!」
(ファグはホモに対する蔑称である。)

この場面では私もつい声を上げて笑った。
だってダンはこのセリフが気に入って、
パソコンの前で何度もの叫ぶんだから。



2016年09月19日 | Comments(0) | 未分類

法事

今日はお姉ちゃんの三回忌の法事である。
今回は私は出席しないので、
義兄の実兄さんに電話して、
お姉ちゃんによろしく言っといてと頼んどいた。
一周忌の時に私の留守中にピピンが死んだことも思い出すし、
お姉ちゃんももうちょっと生きていれば、
面白いことあったのにと今更ながら残念である。

今度、姉が実家の家を売って、
マンションに引っ越すことになった。
そんな騒ぐほど立派な家ではもちろんないが、
父の建てた家であるし、母が大事にしていた庭でもあるし、
やはりなかなか大きな決断であった。
姉も一人暮らしで管理しきれなくて、
くそばばあ生活に備えて身軽になったわけだ。
このマンション選びに際して、死んだお姉ちゃんの大親友の、
地元の建設やさんに随分世話になったらしい。
お姉ちゃんは我が家でダントツトップの、
賑やかしい人で、いろんなことに口を挟んだり、
世話焼きをするのが大好きだった。
どう考えてもこのマンション選びは、
彼女の好きそうな、それもめったにない案件である。
生きていればきっと、我が事のように、
ワクワクしたりケチをつけたり心配したりで、
絶対に楽しんだはずである。
実におしかった。

駅にも近く、親友の三婆トリオの二人の家も近く、
甥っ子の家も近くなったので、
姉もいろいろ安心だろう。
私も早く見てみたいもんである。
2016年09月19日 | Comments(2) | 未分類
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