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輝く蜂!

今日は庭で美しい蜂を見た。
調べてみたら、
クロバネセイボウというのだと思う。
青蜂と書いてセイボウ。
昆虫の中にはメタリックなものがたまにいるが、
これの輝きは凄かった。
天気も良く秋の日差しにピカピカ光っていた。
本当に世の中には美しいものがいる。
これはクモを食べるヂバチに寄生するらしい。
寄生したりされたりは、
私の想像以上に多い感じ。
不思議なからくりであちこち、
こんがらがって進化して来た生物達や。
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2020年10月31日 | Comments(0) | 未分類

生き物係

次に大きな幼虫が、
やたらツノを出して怒っているな、と見ていたら、
突然木から落ちた。
70センチほど落下し植木鉢の土の上に。
その後うさぎの散歩などに出たりして、
先ほど覗いてみたら、
植木鉢の縁の上にいた。
頑張れよと声をかけてきた。
ダメッジを受けているだろうから、
ちゃんと蛹になれるかわからない。
全く生き物係は心配の連続である。
もう嫌だとも思うけど、
生き物たちは、あんな小さな虫でも、
出来ることをひたすら必死でやっている。
それを見るとやはり心打たれるものがある。
たいしたもんだなぁ、すごいなぁと、
泣けてくるよ。
人よりすごいことなんかやらなくていい、
今自分にできることを精一杯やるのが、
生きるという事だと、つくづく思う。
生き物係は感動の連続や。
2020年10月30日 | Comments(2) | 未分類

赤い木の実

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2020年10月30日 | Comments(0) | 未分類

金継ぎ完成、

お皿の金継は一応終了した。
出来栄えは全然だめやね。
ま初めてだから仕方がないけど。
やり方と理屈はなんとなくわかったが、
金継は出来ただけでは不十分で、
完璧にできないと意味がない。
器が割れるという偶然の出来事から、
より美しくなってよみがえることが必要で、
行為としては完全にアートの領域である。
技術だけでもだめでセンスが必要。
技術的には、漆や間に入れるパテなどの、
粘度の加減と乾燥の見分け、あと面相筆の使い方。
どれもかなり難しい。
乾燥と書いたが実は乾燥とは違う。
漆は濡れた布を入れた箱に入れて「乾燥」させる、
と何にでも書かれているが、
漆が水分を取り込んで硬化するという事である。
また一段階ごとにサンドペーパーの耐水のやつや、
小さい砥石で磨く。
これも磨くといえばツルツルにするというイメージだが、
実は逆で、ザラザラにするのである。
漆は表面がツルツルになるから次の物がちゃんと載るためには、
少し荒らしてやらねばならない。
ま、私の理解ではだけど。
大きな欠けなら、荒い繊維を入れたパテで埋め、
その上にもっと細かいとの粉のパテを重ね、
それから金を載せる下地の漆をかぶせる、
というように順番に載せていくが、
その都度硬化させ、荒らすので、
大変時間がかかる。
ま、あと二つやりかけてあるから、
慌てず仕上げたいが、これも美しくよみがえるかは、
あまり自信がない。
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2020年10月30日 | Comments(1) | 未分類

アンチョビやべー!

昨日は初めてカクテキを作ってみた。
今まで食べた中でこれが一番うまい。
笑、どうなんだ。
アンチョビを入れるという噂を聞いて、
次は入れてみようと、シチリアの缶詰を買ってきたわけだ。
アンチョビを買ったのは久しぶり。
これを入れたせいなのかどうかもはっきりしないが、
とりあえず大根のキムチは上手くできた。
アンチョビは変に残すと干からびちゃうから、
ジャガイモを軽く茹で、ニンニクとアンチョビをパラパラして、
オリーブオイルで焼いてグリルでこんがりさせた。
これが異様にまた美味いわけであった。
やはりこのアンチョビが美味しかったのかなぁ。
アンチョビはヤバいもんかと思われるよ。
これから多用しよう!

ここんとこ失敗続きだったので、
とにかく1匹は蛹になったので、ホッとしている。
次に大きいやつが明日あたり行方不明になりそうで怖い。
心配ばかりさせやがって、イモムシめ!!
2020年10月29日 | Comments(1) | 未分類

幼虫行方不明その後発見!

今うちの中に入れたレモンに、
アゲハの幼虫が6匹いる。
1匹が黒で後がナミアゲハかも知れない。
今朝一番大きいやつがどうしても見つからないので、
また行方不明かと、がっかりした。
山椒にいた2匹は行方知らずに…
ネットを見ると信じられない場所で蛹になっていたとか、
脱走したという記事がたっぷり出てくる。
今回部屋の天井とかサッシの隙間とかくまなく、
探してみたら、なんと、
足元、植木鉢の外側に、まさに前蛹期のやつを発見した。
うーよかった!
ここなら安心、大丈夫。
それにしても最初の黒アゲハはあっさり木の幹で蛹になったのに。
みんなそんなにウロウロしなくていいのに。
後の5匹もどこに行くのか、本当に心配。

友人宅のホトトギスで産まれたルリタテハは、
昨日羽化始めたが、途中でよく羽が伸びなかったらしい。
羽化失敗である。
悲しいけど仕方ない、
奴もやるだけのことはやったんだから。
2020年10月29日 | Comments(0) | 未分類

降りた人

考えること感じることから、
全面的に降りてしまえば、
責任をとることも良心の苛責に苛まれることもなく、
誠に呑気で気楽な人生となる。
それは、良心や正義とは無縁の人生である。
批判に対しては、
それじゃああなたは上司に逆らって主張して、
飛ばされて路頭に迷ったら責任とってくれるんですか?
と言うのが切り札としてあるわけだ。
全てが個人の生活費の問題になる。
こういう事が常態になると、
倒れている人をまたいで、
会社に急ぐという人になる。

呑気で気楽な人生が楽しいかといえばそうでもない。
リスクがあっても自分で選び自分で考えた行動こそが、
人に喜びや満足感を与える。
これがいわゆる自由と言うもの。
生き生きとして魅力的な人は、きっと自由な人である。
考えること感じることから降りた人には、
まぶしい美しさであるはずだが、
慣れ親しんだ世界から出るのは怖い。
そういう人は自由な人を憎むのだろう。
退屈しのぎに嫌がらせの書き込みをする。
ちょっと待て、
もし自分が道に転がっている側になったとして、
手を差し伸べてくれるのは、たぶんそういう人なんだよ。
お仲間の、降りた人たちは、
みんな体をまたいで通り過ぎていくだろう。
2020年10月28日 | Comments(0) | 未分類

不潔の勧め

https://mainichi.jp/premier/health/articles/20201026/med/00m/070/002000d

日本でもこんなニュースがでるとは!
実際この国がそう簡単に変わるとは思えないけど。


この前テレビの制作会社の人が、
自分たちは上からこんな絵が欲しいと言われれば、
捏造だろうがヤラセだろうが、
それを撮るだけだと言っていた。
とにかくいろいろ見ていると、
国中の多くの人々が考えることをやめてしまったみたい。
ただ言われたことを黙ってやるだけ。
大阪の職員は、黙々と雨がっぱを片付けてたし、イソジンも並べたし。
農水省の職員はバンバン農薬の規制を外し、
GMを認可し、表示義務を無くし、
最早この国の農産物は、
どこにも輸出できなくなってきている。
補助金とセットにまでして農薬を使わせるんだから!
何で?と前は不思議だったけど、
もう誰も何も考えてないという事だと、
最近やっとわかった。
思考停止が普通の状態。
2020年10月27日 | Comments(0) | 未分類

いよいよ金粉!

今日いよいよお皿に金粉を乗せる。
上手くいくかなぁ。
あと2つ、湯呑みとお鉢の欠けの修理も、
途中までやっている。

昨日は座布団の綿を出した。
今まで見たこともない綺麗な上等の綿。
娘が一人暮らしを始める時、
救世軍のバザーで買ったものだが、
こんな良いものとは。
綿は鞘の中に入っているから、
どうしても鞘のかけらが混ざりやすいが、
これはまっしろで、
ゴミが一つも入っていない。
綿の量も多いので、今の皮に入れることにした。
目が詰んで厚い布なので、これの方が良かろうと。

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2020年10月27日 | Comments(0) | 未分類

暑さ寒さ

今年は寒くなるのが早いような気がして、
ストーブなどを出してみた。
とは言いながら、
自分は夜も窓を開けて寝ている。
よくは知らないがイギリスやロシアの人は、
寒くなっても窓を開けて寝る人が多いらしい。
これはどういうことなのかなぁ。
私に関しては寒いには寒いが、
だからと言って別に構わない。
靴下を履かないのも、よく足冷たくないの?
と聞かれるが、冷たいには冷たいが、
だからと言ってそれがさほど苦痛に思えない。
暑い方がずっと苦しい。
気持ち悪くなっちゃう。
ま、もっともっと気温が下がってくれば、
仕方なく閉めると思うけど。
2020年10月26日 | Comments(0) | 未分類

核兵器禁止条約

核兵器禁止条約が、ついに批准国50カ国に。
50番目はボンジュラスでした。
核兵器の開発や生産、使用、保有などに加えて「使用するという威嚇」まで法的に禁じる内容だ。核兵器の実験や移転、配備の許可も禁止事項に含まれる。
とてもめでたい事だけど、
日本国のクソさが際立つばかり。
各国の市民社会と被爆者の努力が、讃えられた。
被爆者以外の日本人は、、平和が大嫌い?
げっそりだぜ。
2020年10月25日 | Comments(0) | 未分類

漆!!

今日は金継の続きをした。
説明書を見てもなんだか今ひとつぼんやりだったが、
ネット上の動画を何種類か見て、
いろんな割れ方の処理法を見ていたら、
自然に少し理屈がわかってきた。
誰でもそうだと思うけど、
私は意味がわからないとやれる気がしない。
説明してる人はもちろんわかっているのだが。
それにしても、
漆というものはつくづく世界最強の塗料だと思う。
金継に使うかと思えば鉄瓶にも塗られている。
今回鉄瓶のことを初めていろいろ調べたが、
あれは鉄の鋳物なんだけど、
内側は焼いて皮膜を作った上に、漆が塗られ、
外側も仕上げに漆で塗装してある。
火に直接かけてあんなにチンチンに沸かす物なのに!
びっくりだよ。
強烈に丈夫な塗料だから、
かぶれるなんて当たり前かもと思う。
お食い初めの時、これも頂いた古いお重を使ってみたが、
古いので少し傷んでいる。
今漆があるから、ちょっと修理しちゃおうかしら、
なんてまた大胆なアイデアがかすめたり、笑。
2020年10月23日 | Comments(0) | 未分類

火鉢

この火鉢を譲り受けてから、
(希望したのは去年で、
手元に来たのは夏だった。)
この冬に向けて少しずつ準備をしてきた、
火鉢大作戦だ。
ついに鉄瓶までたどり着いた。
ほぼイメージ通りや。
まだ炭はないから、火は入れられない。
とても小さい手あぶりなのだが、
ぜひ餅を焼いて食べたい。

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2020年10月22日 | Comments(1) | 未分類

かんちゃんのお祝い

今日はかんちゃんのお宮参りと、
お食い初めでした。

ここは鯛のお頭という事で、
わざわざ遠くの魚屋さんに予約して、
鱗の処理などお願いしたのです。
小田原の友人の方じゃ、
そこらにうじゃうじゃ鯛は売られているは、
300円で焼いてくれるサービスまであるというのに!
鯛自体は予想より安かった、結構大きくて、
近海物で880円!
ここらでは一番初めに無くなったお店は魚屋さんです。
すっかり不便になった東京です。
まそんなんでうまく焼けるか?
ヒレとかアルミホイルで包んだり、
尻尾を開いて楊枝で止めたりして頑張ったのに、
なんと逆向きに焼いてしまった。
いざお皿に乗せるとき、あ〜〜、となりました。
ま、前日から準備したお赤飯は美味しかったです。
土井勝先生の息子先生のレシピで、
蒸篭で蒸してちゃんとやった。
菊の酢の物を作りました。
初めてやったけど菊、ものすごく美味しい!
完全に気に入りました。
茹でて三杯酢にあえるだけですが。
お宮参りに行く前に娘に着物を着せるので、
かなり忙しかったけど、
お祝いなので私も着物を着ました。
今日は小紋で帯は一緒、紐などを変えて。
赤いちゃんちゃんこは、
疱瘡除け魔除けのおまじないで、着てもらった。
これはゆうちゃんも着ました。
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2020年10月21日 | Comments(4) | 未分類

超ヤング山とも!!

昨日ハルクの地下のスポーツ売り場を、
通りかかったら、(ま、わざわざだけど)
パタゴニアに、ものすごく小さいフリースベストが並んでいた。
以前はここまで小さいシリーズはなかったと思うけど。
めちゃくちゃ可愛くて、ひーってなった。
そしてかんちゃんがすぐに着れるようになりそうだな、
と思ったら、かんちゃんの山登り姿が目に浮かんでしまった。
娘にそういうベストがあったよと報告し、
「かんちゃんに山行こう!とお伝えください」
とメイルを送った。
そしたらすぐに、
「かんちゃんはもちろん山に行くよ」
という力強いお言葉が!
お子さんにお伝えしてくれたかわからんが、
親御さんは力強くそう考えているようだった。
私の山ともは出産ラッシュで、山はお預けかと諦めていたが、
そうか、次世代山ともが誕生したとも言えるわけだ。
あとは私の脚がもつかどうかだけや…
いつ頃いけるようになるかなぁ、
まずは高尾山あたりか。
2020年10月20日 | Comments(2) | 未分類

手仕事いろいろ

数年前に、ぼろぼろのへたへたになった細い敷布団を、
綿を出して夜露に当てて、
綺麗に入れ直したのであるが、
これが娘のところで大活躍している。
妊娠中、フーフー言っている時は、
昼間横になったりここで体操したりしていたが、
今はかんちゃんの、昼間の寝床になっている。
木綿のカバーを捨てて、麻の着物のほどいたやつで、
カバーを新調したのだが、これがとても良い。
麻は、汚してもそこだけ洗ってもすぐ乾くし、
張りもあって綺麗である。
今、図書室の火鉢計画が進行中だが、この秋は、
ここで使う座布団を二枚ほどやりたいと思っている。
カバーにする適当な着物があるか考え中だ。
うちにはいろいろ古い着物はあって、
これも捨てるにはもったいないので、
なんかの形で使ってやるのが一番だと思うからね。
普通の座布団は幅の広い生地で出来ているが、
そうはならないので、継ぎ目ができるけど。
チャックとかつけないでピロケースのような、
封筒型にするのが気に入っている。

お皿の金継は一応くっついた。
隙間がなく欠けもないので隙間を埋める工程を、
省いてやるのが良いかなと。
やり方も色々だから難しいけど、
よく考えてやってみよう。
その代わり欠けだけの器もあるので、
それも並行してやろうとしている。
いろいろ忙しくてチビ木の実が進んでいないが、
出来たものだけ飾ってみた。
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2020年10月19日 | Comments(0) | 未分類

3歳

今日はゆうちゃんのお誕生日会にお呼ばれして、
おいしいケーキを食べてきました。
今年もお誕生日カードを渡してきました。
今回は新人のかんちゃんも登場です。
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2020年10月17日 | Comments(3) | 未分類

屏風のこと

屏風と言えばね、
常々美術館で見にくいもののナンバーワンが、
屏風だと思っている。
あれは足元から私の背丈ほどもあるのもあって、
それも二個セットで、大画面の代表である。
絵柄は色々だが、大画面を生かして、
大きな虎を大きく描くというようなものもあるし、
大画面を生かして、広いエリアをくまなく描くと言うものもある。
こちらの方は洛中洛外図などが代表で、
私の好きな南蛮屏風などもそう。
今回の曽我屏風も背丈はそう高くないが、その手である。
このタイプは、
こんな所に何か売ってるおばさんが!
お部屋の中にも誰かいる!
山の方に怪しい獣が!てな具合で、
油断も隙もないのである。
ところが美術館なのでは床から少し立ち上がった所に、
展示ケースがあったりで、
そうなると上の方はガラスの向こうはるか彼方。
お部屋暗め人多目だと、
もう最初から部分を見る雰囲気ではない。
私は小さい望遠鏡みたいなやつも持っているが、
これであちこち見るのはまた難しい。
民芸館は自然光が入って明るめだし、
押し合いへし合いということもないから、
見やすいのだけど、
もっとじっくり見ておけばよかったなぁ、と後悔。

柳氏とお仲間たちは、もちろん、
お部屋の中に立てて、生で見ただろう。
舐めるように、左見右見、隅から隅まで、
重箱の隅をつつくように、楽しんだことだろう。
実に羨ましい。
2020年10月16日 | Comments(0) | 未分類

ついでに伝道!

今日は朝から近所の友人宅で、
キムチを作ってきた。
白菜の塩漬けまでは出来ていて、
私はうちから唐辛子や塩麹など持参して、
その場で赤いやつを作って、
水を切った白菜に混ぜただけである。
すぐに味見をしたが、これが美味い!
塩漬けの加減が素晴らしくて最高の出来栄えくさい。
アンチョビを入れると美味いという情報があったので、
言ってみたら、あるあるという事で、
これもちょっと入れてみたんだよ。
味噌の伝道師のつもりだったが、
妙にキムチにも深入りしてしまって…
2020年10月16日 | Comments(1) | 未分類

曽我屏風入手の顛末

やはり曽我屏風についても紹介しちゃおう。
大きな古美術商の大展示会でこの屏風に惹きつけられる。
これも私は見ているが、物凄く面白い絵である。
一見して素人の描いたもののようだが、
人物も動物も活き活きして全体にはユーモラスなおかしみがある。
「この屏風を見た瞬間、民藝館のためにわざわざ現れた品物だと、そう思わざるを得ないほど、我々の求めている素晴らしい民画であった。」
これはすでに道具屋が岩崎男爵にお勧めするため取り置いてあった。
明日見に来られた上でどうなるか決まるという話であった。
民芸館がぜひ欲しいと言っていることお伝えくださいねと言って帰る。
この屏風が気になってたまらないのにその後音沙汰がない。
問い合わせると、ご本人は来られなかったが、
屏風はもう送ってしまったと。
岩崎男爵と言えばこの時代なら小弥太氏である。
小弥太とそのパパの蒐集品が現在の、
静嘉堂文庫で公開されているものであるから、
当時の大金持ちかつ目利きの超大物ということになる。
柳氏は店の人の対応に、えっ話が違うじゃんと思うとともに、
ひるまず男爵にお願いの手紙を書き、
民芸館の説明のために資料なども送る。
それにもしばらくは反応がなく、
偉い方は見も知らぬ者からの手紙など読まないのか、
とブツブツ言っていると、
ある日突然屏風本体が届けられたのである。
かつ値札は最初の時よりは安く付け替えられていた!
嬉しいと同時に心の中でいろいろ不平を言った自分が、
やや恥ずかしくもあり、
ここに岩崎男爵への感謝の思いを込めて、
顛末の全てを書き留めたとある。

さぁそれから柳はお仲間と一緒にこの屏風を鑑賞する。
河合、浜田、芹沢が揃って喜ぶ。
「私は河合や浜田や芹沢がこの屏風を非常に感心して見てくれたのを傍で見ていて、その感心のしかたにまた感心した。これらの知己を有つことを私はいかに幸いに思ったことか。」
良いものが手に入った時こうして彼らはいつも集まって、
喜びを分かち合い、その良さを語り合い、
クリエーター達はそれを糧として各々の新たな創作物に生かしてきたのである。
羨ましいほど幸せな人たちである。

「蒐集物語」柳宗悦著
中公文庫
2020年10月15日 | Comments(0) | 未分類
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