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ショック・ドクトリン12

〈テロとの戦い〉と亜米利加が位置づける
イラク侵攻と占領は、どこからみても
(破壊から企業買収、復興事業までセットの)
政府と一体化した利益集団によるおおがかりな
商業活動、一国まるごとの搾取である。

戦争の部分さえも多くの分野で政府から
委託された民間企業が担っている。
拘束、拷問などもお給料をもらっている会社員が
業務としてやっているのである。
結果を求められる彼らは、軍人よりも非情な拷問を課すという。

イラク侵攻占領で死んだ人の数は65万5000人。
(2006年7月の時点で)

戦後イラクの人々が主体的に新しい政府をつくろうと(民主的に!)
やりはじめた選挙を亜米利加は力ずくで禁止しさえしている。
(自分たちに都合の悪いひとびとが選ばれることを嫌って)

こんなことをされて、亜米利加への怒りに燃えた
テロリストにならないほうがおかしいだろう。
それ以外どういう選択肢があるのか?
今イラクはその国土も国民もぼろぼろに傷つき、治安も最悪である。

それでも
「イラク人は暴力的で、偏狭な民族主義をてばなさないため
民主主義が根付かなかった…」と
すべてイラクが悪いんだと報道されるのである。

実際、多くの欧米人だけでなく我々日本人もまた
このように認識しているのではないだろうか。

……
コメント
No title
テロという手段は、許されるべきものではありませんが、テロという形でしか意思表示ができない、せざるを得ない状況まで追いつめている人々がいる国が、亜米利加なんですよね。
そして、テロの被害者は一般人。99%の人々ですね。
9.11で救援活動にあたったヒーローたちは、自分の命も顧みず、一人でも多くの人を助けたい一心で飛びこんで行った一般人です。彼らの中には、救援活動により健康を害してしまった人がいますが、そのために職を失い、医療費を払うことができないために治療も受けられない、という地元のニュースが今日も流れていました…。
さかい URL 2011年12月02日 14:29:03 編集
Re: No title
ナオミ・クラインは実に丹念に取材していて、本の中には1%の人たちの生の発言が
たくさんでてきますが、ここに再現する気持ちにさえならない物ばかりです。
読んではらわたが煮えくり返り、やがて寒々と体が芯から冷えてくるような…
彼ら1%の人たちが99%の人々のことを理解する可能性は、ずばり0%でしょう。
なつ代 URL 2011年12月02日 16:15:46 編集

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