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scriptaの新連載

scriptaに今度から連載が始まった「野の古典」
が面白い。
書き手は宝生流のワキ方能楽師である安田登という人。

わたしは常々子どもらを古典好きにするには、
現在の自分たちと変わらないリアルな感覚が、
読み取れるもの、例えば男女間のあれこれ、
ズバリエッチな話を取り上げるのがいいと思っていたが、
まさにそれをやってくれている。

古事記のスゲーのひとつと、
定家の歌を取り上げている。
恋愛関係の終了の歌だが
ここでは主に歌に込められた、エロチックな、
ほのめかしなどの解説をしてくれる。

俳句や短歌は世界一短い詩と言われている。
確かに短い。
しかし、一つの言葉に、音として別の言葉を連想させる、
先行する別の歌の内容を思い出させる、
また、地名などなら、その場所の過去の出来事をダブらせる、
などの様々な工夫で文字数の何倍もの情報量に、
増やしているものも多い。
こういうのは映画なんかでもあります。
どっちにしても、知識や理解力がない場合は、
額面通りの鑑賞しかできないわけで、
残念ということです。

そもそも言葉とは、情報を共有できるために、
つくられたものだけど、どこまでわかってるかは、
わからないわけで。
最近では普通の会話でさえ、おいわかってんのか?
ということも多く、とほほである。
2014年09月29日 | Comments(2) |
コメント
No title
安田先生は色々お書きになっておられますねー。いま井筒を唸っておりますが、師匠がこれねー、、と解説してくださるのがおもろいのですよ。なまめかしいというのでしょうか、、そんな事でもない限り居眠りしてしまいますしねー。笑
昨日は、野村萬先生やご兄弟とお酒を飲まれた時のお話。ご高齢なのに、目茶苦茶 ハイ・スピードで大酒のみで居酒屋店主も慌てるほどだったとか、、。我が師匠もボンヤリ弟子のやる気を引っ張るのに苦心、、とほほ。笑
青ねこ URL 2014年10月01日 10:17:09 編集
Re: No title
私ははじめてでしたが、なかなかユニークな先生ですな。
そちらも、得難い体験を積んでおられて、うらやましい。
野村まんさんの卒寿記念の公演もよさそうです。
琉球古舞踊など、人間国宝が7人登場だと!
なつ代 URL 2014年10月01日 10:45:31 編集

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