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「イスラームのロジック」5

いまでも、詩作や、詩歌を朗読したりすることが、
教養として高く評価されている。
かつて読んだ本の中にも、お客を呼んで食事をしたおりなどに、
皆で詩を楽しむ様子が書かれていました。
この本の中にも、イランの最高指導者ホメイニ師の、
自作の詩が紹介されている。
この文化的土壌が問題になる。

「我々は、西洋文明というと、ユークリッドやアルキメデス、アリストテレスくらいははじめから知っていた、早くからギリシャ科学やギリシャ文明はヨーロッパに入っていただろうと思いがちなんですね。特にヨーロッパの学者はギリシャ以来三千年の西欧文明と言うわけですがとんでもないことです。(中略)12世紀になってはじめて、彼らはアラビア語を一生懸命勉強してアラビアの科学や哲学の文献をラテン語に翻訳するそういう大運動を起こしまして、その後の知的基盤を獲得することになったのです。」伊東俊太郎からの引用

このことは先日インタビューをみた
板垣先生もおっしゃっていたことでした。
板垣先生のお名前もこの本にちらっと紹介されています。(まあ好意的に)

「むしろイスラームこそヘブライニズムとヘレニズムの正当な継承者なのである。西欧はヘブライニズムの正当な後継者たる「キリスト教徒」ヘレニズムの遺産たる「文明」の担い手としての自己のアイデンティティーを確立するために、どうしても一旦イスラームを「邪教」「未開」として否定し、貶めねばならない内的必然性があったのである。」

まさに歴史修正主義である。
わが国のソーリーを筆頭にしたネトウヨ思考、
現在爆発中の嫌中韓本の嵐を思わざるを得ない。

人は過去の事実を捻じ曲げてでも、
自己の優越性を誇りたいものなのか…
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