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赤本の話

落穂ひろいからひとつ。

赤本の話の中で「ただとる山のほととぎす」
という本の話が出てきます。
いわゆるほら話の類ですが、
その内容を読んで行くうちに、
えーっと思いました。
この前ケストナーの再話版で読んだ、
ほらふき男爵と内容が本当におんなじだからです。
読み進めると、二人の学者さんの、
ミュンヒハウゼン男爵のほら話に通じる、
などという指摘が紹介されますが、
私に言わせるとこれはズバリ翻訳です。
だってねぇ、
ヴァリニャーノが苦労して持ってきた印刷機で、
伊曽保物語を印刷したのは1593年ですよ。
これイソップ物語、翻訳ものじゃないですか。

この手のほら話は、長崎の昔話にもあるなんて、
さらっと書いてこの項は終わってますが、
またしても目を疑いました。
「長崎」でしょ?
みんな長崎を軽く見てはいけません。
イエズス会の印刷所はその長崎県の加津佐にありました。
大昔から国際都市だった長崎です。
鎖国の間でさえ、
長崎にはいろんな外国の本や物がありましたし、
江戸時代より以前に関しては、
本当に長く日本の窓であったのですから、
想像以上に諸外国の人々が出入りしていたのです。

私がいうてもせんないことながら、
「ただとる山のほととぎす」は、
翻訳です。ほら吹き男爵が原作です。キッパリ。
2016年03月29日 | Comments(0) |
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