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「現代思想」から1

相模原の事件に関して、様々の立場で、
いろんな人が書いている。
今日は天気が良くなったので、少し紹介する。
優生思想についてなど。

優生思想というのはつまりは、人間に人間が、
線引きすることである。
こういう人は生きるに値しないと。
ナチスドイツのT4作戦と言われる、
障害者の大量安楽死が有名であるが、
この時期のドイツ人が突然狂気に駆られたわけではなく、
もっと前からこの考え方はあった。

市野川容孝氏の「反ニーチェ」からの紹介。
「超訳ニーチェの言葉」という本、
わずか5年で、118万部も売れたらしい。
そう言えば長谷部キャプテンも読んでたなぁと思い出した。
私は未読だが、要するにニーチェの言葉の中から、
「ためになる」言葉を選んでわかりやすく書いた本であるらしい。
例えば、自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない、
というような言葉が並んでいる。
このニーチェは、強烈な優生思想の持ち主であった。

「子どもを産むことが一つの犯罪になりかねない場合がある。
強度の慢性疾患や神経衰弱症にかかっている者の場合である。
中略
生自身は、有機体の健康な部分と変質した部分との間にいかなる
「平等権」をもみとめることはない。
変質した部分は切断されなければならないのである。
さもなければ全体が徹底的に死滅する。」
「深い意味でいうなら「あなたは殺してはならない」は、
非道徳的である」
(もちろんこれらの言葉は超訳ニーチェには載っていない)

私は少し驚いたのであるが、
相模原の殺人について、
気持ちはわかる、正しいという意見の日本人も、
想像以上に多いのである。

続く
2016年09月30日 | Comments(0) |
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