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「無銭経済宣言」5

地球にともに依存しあって生きる仲間の、
一体感を本では「ワンネス」と表現している。
ワンネスの概念を共有するものの間では、
ものの貸し借りも普通にできる助け合いが、
生まれる。

このワンネスが気に入らないのが、経済さん達である。
彼らにとっては、
同じものでもみんなが一人づつ買うのが望ましい。
なんならモデルチェンジのたびに、
次々と買ってもいいんだよと。
譲り合ったり貸し借りするのをやめさせるために、
人に貸して壊されたり取られたらどうすんの、
使いたければ自分で買えばいいんだし、
買えないような、他人に頼るような貧乏なやつは、
情けない人生の失敗者だよと、
たくさんものを持っている人が偉いんだと、
囁き続ける。
他人に頼るような事は、
恥ずべき落伍者のやる事であるという。
こうして人は貸そうかと言うのも貸してというのも、
なんだか憚られ、一人一人が孤立していく。
いわゆる自己責任論というやつ。

著者が昔から馬鹿げていると思っていた例として、
芝刈り機が出てくる。
猫の額程の(良くて+ほっぺ2)庭を手入れするために、
芝を刈り揃えるという目的に特化した機械を、
各家庭が買う。
道行く人からも見える庭の芝生を綺麗に整える事は、
自分はだらしない奴でも無く貧乏人でもないですよ、
人生の失敗者ではありません、
というアピールにもなるのである。
2017年11月25日 | Comments(0) |
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